実績(加点法)ではなく揚げ足取り(減点法)でしか政治を評価できないメディアやその他 ××

 TBSテレビ09:54-11:24のサンデー・ジャポンを観て。
 「サンジャポファミリー知事」ということで、東国原知事橋下知事の活動が大きく扱われていた。
 私は、東国原知事を支持するわけではないけど、世界が大きく変わろうとしているときに日本も変えなければいけないということに対して、「加点法」で政治家を評価しなければならないと思っている。
 それなのに、最近の世間の政治家の評価は、東国原知事に対してもそうであるように、専ら「減点法」でしか語られないのが全く情けない。
 テレビ番組のコメンテーターも政治家の揚げ足取りばっかり。
 知事の行動が「野心」か「意欲」かで評価が正反対になるはずなのに、その区別すらしようとしないで、「野心」と決め付けて批判するだけ。
 そんな中で、全国知事会橋下知事だけが東国原知事自民党への要求付き出馬に対して、「リスクを負って行動している」と加点法で評価していたのがわずかな救いだった。
 こんな考えを持てないと、政治家はミスさえしなければ世の中を変えなくてもいいと思うから、選挙結果によらずに何も変わらず、先に変化した他の国に日本が飲み込まれることになるだろうな。
 上に述べたオカルトテレビと同様、バカの強大さにつぶされそう。